株式市場

市場区分しじょうくぶん

上場企業を規模・流動性で3つに分類する東証の制度

上場基準の比較

上場基準プライム市場スタンダード市場グロース市場
時価総額100億円以上10億円以上
株主数800人以上400人以上150人以上
売買代金1日平均2,000万円以上
上場年数3年以上3年以上
ガバナンス独立社外取締役1/3以上独立社外取締役2名以上独立社外取締役1名以上

出典: 日本取引所グループ「上場審査基準」(2026年4月時点)

生徒

先生、「プライム」「スタンダード」「グロース」という
市場の名前をニュースで聞きました。
これはどういう区分なんですか?

先生

東京証券取引所が上場企業をコンセプトで分けた
3つの市場区分ですよ。
企業の規模やガバナンスの水準を
投資家が把握しやすくするために設けられています。

市場区分は、東京証券取引所が上場企業のコンセプトに応じて設けた3つの分類です。
2022年4月に従来の4市場(東証一部・二部・マザーズ・JASDAQ)から再編され、
投資家が企業の規模感やガバナンス水準を把握する手がかりとして機能しています。

ポイント

  • プライム市場:
    グローバル投資家との建設的な対話を重視する企業向けの市場です。
    流通株式時価総額100億円以上など、流動性・ガバナンス基準が最も高く設定されています
  • スタンダード市場:
    一定の時価総額と流動性を持つ企業向けの市場です。
    公開市場における投資対象としての基盤を備えた企業が上場しています
  • グロース市場:
    高い成長可能性を持つ企業向けの市場です。
    上場時の基準は比較的緩やかですが、事業計画の進捗に関する開示が求められます

注意点

市場区分は企業の「優劣」を示すものではなく、各市場のコンセプトに合った企業が上場する仕組みです。
プライム市場の上場維持基準を満たせない企業には経過措置が適用されており、
今後の基準適用の厳格化が進む見通しです。

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