信用取引(しんようとりひき)
証券会社から資金や株を借りて売買し、差額で損益を得る取引手法
生徒
先生、「信用取引」という言葉を聞きました。
自己資金より大きな取引ができると聞いたのですが、
どういう仕組みなんですか?
先生
証券会社から資金や株式を借りて売買する取引手法ですよ。
少ない元手で大きな金額を動かせる反面、
損失も同じだけ拡大するので、
保証金の仕組みを理解することが大切です。
信用取引は、証券会社から資金または株式を借りて行う売買手法です。
自己資金の約3.3倍までの取引が可能になる一方、損失も同様に拡大するため、
委託保証金の仕組みとリスク管理の理解が不可欠です。
ポイント
- 買建て:
証券会社から資金を借りて株を購入し、
値上がり後に売却して差額を利益とする方法です - 売建て(空売り):
証券会社から株を借りて売却し、
値下がり後に買い戻して差額を利益とする方法です。
現物取引ではできない「下落局面で利益を狙う」取引が可能になります - 委託保証金:
取引額の約30%を担保として差し入れる必要があります。
この保証金は現金のほか、保有株式でも代用できます - 追証(おいしょう):
含み損の拡大や担保株式の値下がりで保証金維持率が一定水準を割ると、
追加の保証金を差し入れる必要があります
計算例
保証金30万円で100万円分の株を買建て → 株価が10%上昇 →
利益10万円(保証金に対するリターンは約33%)
逆に株価が10%下落した場合 →
損失10万円(保証金の約33%を失う)
注意点
信用取引には返済期限があり、制度信用取引では6か月以内の決済が必要です。
株価が想定と逆方向に動いた場合、投資元本を超える損失が発生する可能性があります。
取引を始める前に、各証券会社の信用取引口座の開設審査を受ける必要があります。
PER株価収益率B: 財務・指標株価が1株利益の何倍かを示す割安・割高の判定指標などの基本的な指標で企業の割安性を確認した上で、
慎重にポジションを構築することが望まれます。